長崎グラバー園★世界遺産「旧グラバー住宅」を見学しました [ 2018秋 長崎雲仙&天草&JR九州]
世界遺産「旧グラバー住宅」を訪れるべく、グラバー園へ向かいました。
特に印象に残った施設を、ピックアップしてみます。
旧三菱第二ドックハウス
船のドック(修繕や点検など、メンテナンス)中に乗組員が宿泊したことから、「旧三菱第二ドックハウス」と呼ばれている建物。
当時は、対岸に見える長崎造船所第二ドックすぐそばに建てられたものの、移築され、現在の地に移ったそうです。明治29年建築。
西洋の香りが漂ってくる近代的な建物は外国人にも人気で、ここで写真を撮っている方多数。とてもモダンで素敵な建物でした。
旧グラバー住宅内にある「屋根裏部屋」
ちょっと写真では分かりづらくてスミマセン。
グラバー園ルートマップにも掲載されている「屋根裏部屋」。
展示では「隠し部屋」となっている
一体これは「屋根裏部屋」なのか、それとも「隠し部屋」なのか。
一つ一つ歴史を検証しながら、正しく解釈・表記する大変さを改めて思い知りました。
時代検証は、現在でも続いているのですね。
旧オルト邸(国指定重要文化財)
作ったのは大浦天主堂や旧グラバー住宅を手掛けたのと同じ、小山秀氏。石造りで1865年頃の建築。
こちらの住宅は、オルトが大阪へ移住した後、リンガー家が暮らしたりと、時代とともに家主が変わったのだそうです。
家はそのまま、でも住む人が変わる。今も昔も、変わらないのですね。
天然貯蔵庫(立ち入り禁止)
当時冷蔵庫として使っていた、「天然貯蔵庫」。今回特別に中に入らせて頂きましたが、中はひんやり、そして真っ暗!
家の外にあるので、出し入れは大変だけれども、食材にとっては優しくていいのかな。なんとなく、いつもよりおいしくできそうな気がします。
旧リンガー住宅(国指定重要文化財)
バンガロー風の建物で、木と石が調和した、木骨石造り。1867年頃建築。
内部では現在、リンガーが手がけた「ナガサキホテル」のカラトリーが展示されています。
今はなき「ナガサキホテル」の模型
現在の旧香港上海銀行横に、リンガーが開業したのが「ナガサキホテル」でした。
残念ながら現在はありませんが、西洋風のとても立派な建物で驚きです。
今現在も建物が残っていたらよかったのに。。。と思わざるを得ません。
当時使っていたカラトリーは、売りに出されたそうですが、使いにくい、イニシャル入りのカラトリーだけが、最後まで売れ残る運命に。。。。
それがこちらです。
「ナガサキホテル」で当時使われていたカラトリー
英国皇室御用達の老舗ブランドのもので、超一流のカラトリー。
最終的にナガサキホテルとイニシャルが同じ、奈良ホテルが買い取るという運命をたどります。
そして2013年、奈良ホテル改修工事の際に発見され、1セットのみ長崎市へ寄贈され、現在の展示に至ったのだとか。
時を経ても、カラトリーの輝きは損なわれておらず、今はなき「ナガサキホテル」が惜しまれます。
園内は広々としており、結構歩きますが、エレベーターや動く歩道があるので、坂道が大変ということは全くなかったです。
夜間はライトアップも行われているそうなので、昼間とはまた違った魅力を楽しめそうですね。
グラバー園の歴史について興味がある方は「グラバー園について」の中にも詳しく載っているので、あわせてご覧ください。
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特に印象に残った施設を、ピックアップしてみます。
旧三菱第二ドックハウス
船のドック(修繕や点検など、メンテナンス)中に乗組員が宿泊したことから、「旧三菱第二ドックハウス」と呼ばれている建物。
当時は、対岸に見える長崎造船所第二ドックすぐそばに建てられたものの、移築され、現在の地に移ったそうです。明治29年建築。
西洋の香りが漂ってくる近代的な建物は外国人にも人気で、ここで写真を撮っている方多数。とてもモダンで素敵な建物でした。
旧グラバー住宅内にある「屋根裏部屋」
ちょっと写真では分かりづらくてスミマセン。
グラバー園ルートマップにも掲載されている「屋根裏部屋」。
展示では「隠し部屋」となっている
一体これは「屋根裏部屋」なのか、それとも「隠し部屋」なのか。
一つ一つ歴史を検証しながら、正しく解釈・表記する大変さを改めて思い知りました。
時代検証は、現在でも続いているのですね。
旧オルト邸(国指定重要文化財)
作ったのは大浦天主堂や旧グラバー住宅を手掛けたのと同じ、小山秀氏。石造りで1865年頃の建築。
こちらの住宅は、オルトが大阪へ移住した後、リンガー家が暮らしたりと、時代とともに家主が変わったのだそうです。
家はそのまま、でも住む人が変わる。今も昔も、変わらないのですね。
天然貯蔵庫(立ち入り禁止)
当時冷蔵庫として使っていた、「天然貯蔵庫」。今回特別に中に入らせて頂きましたが、中はひんやり、そして真っ暗!
家の外にあるので、出し入れは大変だけれども、食材にとっては優しくていいのかな。なんとなく、いつもよりおいしくできそうな気がします。
旧リンガー住宅(国指定重要文化財)
バンガロー風の建物で、木と石が調和した、木骨石造り。1867年頃建築。
内部では現在、リンガーが手がけた「ナガサキホテル」のカラトリーが展示されています。
今はなき「ナガサキホテル」の模型
現在の旧香港上海銀行横に、リンガーが開業したのが「ナガサキホテル」でした。
残念ながら現在はありませんが、西洋風のとても立派な建物で驚きです。
今現在も建物が残っていたらよかったのに。。。と思わざるを得ません。
当時使っていたカラトリーは、売りに出されたそうですが、使いにくい、イニシャル入りのカラトリーだけが、最後まで売れ残る運命に。。。。
それがこちらです。
「ナガサキホテル」で当時使われていたカラトリー
英国皇室御用達の老舗ブランドのもので、超一流のカラトリー。
最終的にナガサキホテルとイニシャルが同じ、奈良ホテルが買い取るという運命をたどります。
そして2013年、奈良ホテル改修工事の際に発見され、1セットのみ長崎市へ寄贈され、現在の展示に至ったのだとか。
時を経ても、カラトリーの輝きは損なわれておらず、今はなき「ナガサキホテル」が惜しまれます。
園内は広々としており、結構歩きますが、エレベーターや動く歩道があるので、坂道が大変ということは全くなかったです。
夜間はライトアップも行われているそうなので、昼間とはまた違った魅力を楽しめそうですね。
グラバー園の歴史について興味がある方は「グラバー園について」の中にも詳しく載っているので、あわせてご覧ください。
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2018-12-03 07:00