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潜伏キリシタンがいた外海地区で、ド・ロ様愛を感じた「出津教会堂」(2) [  2016夏 長崎県&JR九州旅]

長崎市外海(そとめ)地区にある、出津(しつ)教会堂

国の重要文化財指定、ユネスコ”長崎の教会群とキリスト教関連遺産“を構成する教会の一つです


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出津(しつ)は禁教時代、潜伏キリシタンが多く住んでいた地域

道が険しく容易にアクセスできない環境だったので、監視の目を逃れられたのだとか


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当時、教会まで歩いて上がってくるのは、どんなに大変だっただろう



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キリスト教の歴史を紐解くと、日本に伝来したのは1549年

それから着実に広がりをみせたものの、禁教鎖国により約250年の禁教時代があり、その後開国により復活するという、世界でも稀にみる歴史を辿ります




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フランス貴族出身のド・ロ神父が、自ら図面を引き、私財を投じて建てた出津教会堂

とても貧しい信徒のことを思い、後々修繕費で苦労しないようにと、質素で丈夫な造りが特徴で、角力灘(すもうなだ)から直撃する台風にも負けないのだとか、すごいねw


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険しい段々畑の上にあるのは、出津のどこからでも眺められる場所を選んだからで、出津のシンボル的存在と言われる理由はここにあります

教会内部の見学は事前予約が必要ですが(撮影不可)、近くには「ド・ロ神父記念館」や、出津の女性が学び働いた「旧出津救助院」があり、ド・ロ様の世界観に浸りつつ、効率よく観光することができました


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長崎県波佐見町
長崎県佐世保市

JR九州&長崎県主催 長崎DCプレスツアー参加記事です



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