国指定重要文化財「八千代座」★舞台裏まで見られる見学コースが楽しい! [ 2019春 鹿児島熊本&JR九州]
明治43年建築の芝居小屋、山鹿 八千代座を訪れました。
こちらは昭和40年代に、娯楽の多様化などによる時代の変化に取り残され閉館し、廃屋と化すものの、地元の有志による様々な活動で復旧が進められ、昭和63年には国重要文化財に指定され、復活を遂げます。
大修復が終わったのが平成13年と、割と最近まで修復作業がされていたんですね。
まずは、八千代座正面にある、資料館で八千代座の歴史や、お宝を見学。
その後八千代座へ。
一歩足を踏み入れると、まるで映画の世界に飛び込んだかのよう。
席へ行くまでの道が細い板で、ビックリ。
一階の正面席は、見やすいように少し勾配がありました。
さすが芝居小屋だなと思ったのは、案内の方のお話が、抑揚があって面白かったこと。
しかもマイクなしなのに、声が通る通る!
八千代座の歴史を小話など、当時のエピソードを織り交ぜて紹介してくださるので、とても興味深かったです。
その後は、保存会の方の踊りを見学。
※ 山鹿灯篭まつりの詳細はこちら
「よへほ~よへほ~」という歌詞(よへほ節)が、耳に残ります。
もともとは酒の席で唄われていたそうで、「よへほ」の語源は「酔へ+ホ(ほら)」ということから、「あなたもお酔いよ、ほら!」といったニュアンスなのだそうです。
暗くなると光る、金灯篭が美しいですね。
灯篭は紙製なので首は痛くならない、というのは資料館で勉強済。
公演終了後は一般見学の方もご一緒に、舞台に上がらせていただき、近くで撮影。
その後、案内の方と一緒に、舞台裏の見学です。
奈落に落ちたのは初めて!
あり得ないほど急な階段をゆっくり降り
奈落の底に到着。
その後2階席まで上り、舞台を見学。
昔風の広告も、鮮やか。
ちょっと遠いけど、舞台全体が見渡せるのはいいですね。
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